UV転写の特長

2021.11.24

UV転写の特長

UV転写加工のよくある質問(耐久性について)

UV転写加工をご検討いただく中でよくある質問をご紹介します。

『熱には強いですか?』

およそ60℃くらいでインク・糊共に緩んできます。60℃のままでインクや糊が垂れてきたりすることはありませんが、長時間その状態で放置しつつ、表面に強い力がかかるとインクが削れてしまいますし、大きくキズが付く場合が多いです。

常に高温になるところでの使用は難しいですね…。

『耐候性はどれくらいですか?』

(メーカーとしては)環境によるが約1年でイエローから退色がはじまり、マゼンタ、シアンと薄くなってきます。ホワイト・ブラックは退色するがあまり目立ちません。クリアインクは経年劣化は目立たないが、太陽光の熱を浴び続けることで、水ぶくれのような気泡が現れる場合がある。

と、いただいていますが、実際に自社でテストしている中や、ユーザーさまの実例では2年以上キレイに色を保っているものがほとんどで、ある程度の期間は問題無く使用できております。ただ、使用する環境によって差が大きいので明確には期間をお伝えすることはできません。

ご検討の企業さまにはサンプルをお渡ししておりますのでぜひご利用くださいませ!

『水には強いですか?』

水には基本的には強いですが、食洗機や、高水圧に対しては印刷が剥がれる可能性はあります。多少の水がかかったりする場合は問題ありません。以前、氷の中のアクリル板に転写した実績もありますので、水にはなかなか強いですよ。

『摩耗には強いですか?』

表面のクリア層(グロス仕様:ツヤありの場合)は5H相当と意外と硬いので、ある程度傷と剥がれには強い構造となっています。マット仕様の場合は少し硬度が落ちます。

以上、いずれも弊社で試した環境下での状況となりますのでできるだけ事前サンプル等でお試しいただいてからの導入をオススメいたします。

下記よりお問い合わせお待ちしております!

担当:今井あきら

uv@imai-next.com

06-6933-2011